はじめに
現代社会では、スピードが重視される傾向があります。情報化社会の進展により、私たちは大量の情報に日々触れ、処理能力が求められる。
しかし、情報量の多さゆえに、内容を深く理解することなく、表面的な理解で終わってしまうことが多い。
私の黒歴史:倍速オーディオブック
私もかつて、効率化を求めて、オーディオブックを倍速で毎日10時間以上を聴き続けるという方法を試しました。
しかし、残念なことに翌日には何を学んだのか‥ほとんど覚えていない黒歴史となった。
原因と考察:脳の処理速度との相性
この失敗から、私は人間の脳と情報処理速度の関係について考えました。
脳には情報を処理する限界速度があり、それを超えると理解が追い付かなくなり、記憶に定着しにくくなる。
つまり、速すぎるインプットは、かえって逆効果となる可能性があるのです。
「1の知識を噛み砕く」ことの重要性
そこで、私は100の知識を詰め込むよりも、1つの知識を徹底的に理解し、自分のものにするという方法を試してみた。
具体的には、ボールペンを使ってゆっくりと書きながら、内容を自分なりに解釈し、アウトプットする練習をしたのだ。
ボールペンの遅さがもたらす効果
ボールペンは、パソコンと比べて入力速度が遅いため、情報処理にじっくりと時間をかけられます。その結果、内容を深く理解し、記憶に定着させることができると実感。
「知識で遊ぶ」という学習方法
1つの知識を理解したら、それを実際に使ってみることで、さらに定着させることが可能。
例えば、学んだ歴史上の人物の名前を覚えるなら、その人物に関する小説を読んだり、映画を見たりすることで、知識をより深く理解し、記憶に定着させることができる。
まとめ:ゆっくりと深く学ぼう
現代社会では、速さばかりが求められがちですが、人間の脳にとって重要なのは、情報を理解し、記憶に定着させること。
そのためには、「遅さ」という武器を活用し、
1つの知識をじっくりと噛み砕くように学習することが効果的ですよ^ ^